センサ・スイッチ総合カタログ Vol.2

アズビル株式会社のセンサ・スイッチ総合カタログです。


>> P.D-060

超長寿命現行LS1LS-J700シリーズはここがちがう。フィールドから故障品として弊社に返却された現品の故障原因を調査・分析した結果は、下記のようになりました。スイッチ全体⑥その他 ⑤正常 ④内部スイッチ不良 ③シール不良等による内部スイッチ不良 ②シール不良(絶縁不良)17%23%7%7%17%29%①アクチュエータの 復帰不良リミットスイッチ(超長寿命)1LS-J700シリーズは、これらの原因のうち、次の5項目に対して対策を施しました。①アクチュエータの復帰不良②シール不良(絶縁不良)③シール不良が原因による内部スイッチ不良④内部スイッチ不良⑤正常(故障原因が再現しないもの)上記の各原因に対し、検討すべきポイントを次のように定め、具体的な対策を施しました。故障原因検討すべきポイント実施した対策①アクチュエータの復帰不良動作ヘッド構成部品の摺動性の向上、耐食性の向上、およびグリスの質・量の改善動作ヘッド部の可動部品にSUS窒化処理+特殊コーティングしたOリングを使用グリス変更②・③シール不良動作シャフト部のシール性向上スイッチ本体のカバー・コンジット部のシール性の向上シャフト部のシールを二重シール化(Vリング+Oリング)カバーを開けての端子接続をやめ、内部充填されたコネクタ化注2④内部スイッチ不良内部スイッチの寿命の向上内部可動ばねを2枚ばね化⑤正常(故障現象が再現しないもの)設定表示機能の改良注1シャフト根元部に表示スリット入りゴムキャップをかぶせ、表示スリットに蛍光着色部を表示注1従来のリミットスイッチには、適性O.T.(動作後の動き)位置を示す動作指針がついています。しかし、実際の動作設定時にはこの指針が見づらいため、一般に動作表示灯により設定を行っています。そのため、取付け時の初期設定がO.P.(動作点)に対して余裕がなく、その結果ドッグがスイッチ動作点まで来てレバーを押しているにもかかわらず、スイッチがオンしないという現象が起こります。上記の調査結果の正常品の多くがこのための返品でした。これに対する対策として、適性O.T.(動作後の動き)表示を見やすい蛍光表示としました。注2カバーを開けてスイッチ端子に結線する従来どおりの端子接続方式・G1/2コンジットタイプも用意しています。1従来のリミットスイッチの故障原因の解析3リミットスイッチ(超長寿命)の構造2具体的な対策リミットスイッチ動作ヘッド内部の可動部品の摺動性、耐食性を向上させています。以上の改良により、可動部品の長寿命化を実現。①動作シャフト部の二重シール化(Vリング+Oリング)により動作ヘッド部のシール性向上。②③動作シャフト他の可動部品SUS窒化処理+特殊コーティングを施すことにより、摺動性の改良および水の侵入時の腐食防止。④シャフト部Oリングの特殊コーティングにより、摺動性を改良。⑤グリスを流動性の高い極圧に強いものに変更。これにより、従来のリミットスイッチでは実現できなかった超長寿命を実現いたしました。配線作業の軽減には、コード付コネクタが有効ですH-001ページをご覧くださいD-060光電スイッチ計測・判別センサ近接スイッチリミットスイッチ安全用キースイッチマイクロスイッチマニュアルスイッチ接点強制開離機構形汎用形汎用リミットスイッチテクニカルガイド防爆形防爆スイッチテクニカルガイドWEBサービス・・・WWW.COMPOCLUB.COMLSLS-W1LS-J7001LS-J8001LS-J40114CEVCLSL1SL1-CLSPLCBLDVS


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