ウェビナー:総務が打つべき働き方改革の『次の一手』(月刊総務主催)講演報告
開催日:11月10日(水)
自社業務改善に取組んだ成功例と、それをベースにホテル、オフィスなど様々な業態にフィットするクラウドサービスとしてリリースした「現場でつくる作業記録サービス」、DX推進のポイントについて紹介しました。
【講演タイトル】
現場からはじめる手書き業務のデジタル化
【講演者】
アズビル株式会社
ITソリューション推進部 沼山雄一郎
■概要
・様々な業務のデジタル化に対応する「現場でつくる作業記録サービス」
・自社生産ラインの業務改善への取組みや、お客様の課題解決への活用イメージ紹介
・DX推進のポイント
■様々な業務のデジタル化に対応
昨年7月に販売開始したクラウドサービス「現場でつくる作業記録サービス」は当社生産ラインの業務改善の取組みがベースとなっています。
その取組みとは、それまで紙で行われていた製造記録、報告書への転記作業の電子化であり、導入半年後には月40時間程の作業時間短縮を実現し、情報の共有、生産性向上等へと結びつきました。
当初、現場でつくる作業記録サービスは、製造業務現場のデジタル化をターゲットとしていましたが、1年経過後には問い合わせの約57%が工場以外のお客様であることが分かりました。ビルの点検や受付業務など目的は様々であり、そのため現在は、多種業務・用途に利用できるクラウドサービスして展開しています。
■クラウドサービス「現場でつくる作業記録サービス」とは
あらゆる記録のデジタル化を支援するツールであり、PC、タブレット、スマホからの簡単操作を実現します。写真での記録、QRコードにも対応します。ITの知識なしで利用者が簡単に自分たち専用の記録アプリをつくることができ、適宜改善できる手軽さが好評をいただいています。
「現場でつくる作業記録サービス」のメリットは主に3点です。
① ペーパーレス ⇒ 紙での記録から電子化へ
② 集計作業の削減 ⇒ 紙での集計負荷からの解放
③ 簡単にデータを活用できる ⇒ アナログな情報からデジタルへ
■お客様の課題解決に
お客様から相談をいただいた内容の例を紹介します。
一つ目が備品の返却忘れ、いざというときに使えない状態に困っていました。「現場でつくる作業記録サービス」であれば簡単に解消でき、在宅勤務でも備品のチェックや、補充時期が分かるようになります。
二つ目が、会議室のレイアウト維持です。
会議終了後のレイアウトを写真で記録・報告する仕組みに「現場でつくる作業記録サービス」を使うことは、「元に戻す習慣づくり」に役立ち、いつでも利用できる会議室の運用ができるようになります。
■DX推進のポイント
DXは「人々の生活をより良いものへと変革させる」仕組みとして、2017年以降日本に広まり、ビジネスに変革をもたらせようとしています。
DX推進のポイントは、「現場を巻き込んで自分たちで取り組む」ことです。
業務の当たり前を見直し、小さくてもいいからまずは進めてみる。
情報がアナログだと活用範囲は広がりません。
まずはデジタル化を、小さく軽く現場でチャレンジする。
そんなチャレンジに、「現場でつくる作業記録サービス」をお試しください。
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