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azbilグループが校正可能な種類
「正しく測る」を支える校正
製品の品質維持や快適な空調の実現には、計測・制御の技術が不可欠です。azbilグループでは計測と制御の技術によって、お客さまの課題解決に貢献してきました。
正しく制御するには、正しく測れることが大前提となります。しかし、計測器は経年による測定値のズレが避けられません。そのため定期的に「基準となる計測器(標準器)」と比較することで、どれくらいのズレがあるのかを確認する「校正」という作業が必要となります。
アズビル株式会社では、各種計測機器の校正を専門に行う部署として、1996年10月に藤沢テクノセンター(当時、山武ハネウエル株式会社 藤沢工場)に技術標準部計測標準グループ(当時、計測標準センター)を設置しました。以来、計測・制御のメーカーとして計測精度を担保する校正の技術向上に取り組んできました。現在azbilグループでは、校正を行う拠点が全国にあり、「圧力」や「温度」、「湿度」といった13種類の校正を行うことができます。
校正能力の優れた事業所として国から認定
アズビルは、計量法に基づく日本の校正事業者登録制度であるJCSS(Japan Calibration Service System)の登録にも力を入れてきました。現在、藤沢テクノセンターの技術標準部計測標準グループは、「圧力」「温度」「湿度」「電気(直流・低周波)」「流量・流速」「時間・周波数及び回転速度」の6区分において、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の厳しい審査をクリアし、JCSS校正事業者として認定されています。また、「流量・流速」の区分において、アズビル金門株式会社の校正サービスセンター、アズビル京都株式会社 校正グループ、およびアズビル金門エナジープロダクツ株式会社の白河工場 校正課もJCSS 登録事業者に認定されるなど、その校正能力は日本トップクラスといえます。
各校正施設では、お客さまの計測器の校正に加え、国内外のazbilグループ各社が行う生産業務や保守・修理などのサービス業務で使用する計測器の校正を行い、製品やソリューションにおける品質の安定に大きく寄与しています。