with azbil

数字で見るazbil

会社創立

アイキャッチ画像

1906年、山口武彦が山武商会を創立

創業者である山口武彦が1906年12月1日に東京市京橋区(現・中央区八重洲)で、山武グループ(現・azbilグループ)の前身となる山武商会を創立しました。1896年、当時27歳だった武彦は海外製釘(せいてい)事業の視察のため、渡米する機会を得ました。その後、ヨーロッパを視察し、欧米先進国で高い工業技術を目の当たりにしました。日本の産業発展のためには海外の優れた工作機械の導入が必要であると考えた武彦は、ドイツの工作機械メーカーの販売代理店として事業を開始しました。

山口武彦

山口武彦

主要製造業を担う各企業に販路を拡大

以後、欧米にある約50社の工作機械、工業用計器などの販売代理権を次々に取得。直輸入した機械を海軍へ売り込むと同時に、現在も主要製造業を担う日本製鋼所、豊田自動織機製作所(現・豊田自動織機)、川崎造船所(現・川崎重工)、日立製作所といった各種の民間企業にも販路を積極的に拡げました。さらに武彦は東京商業会議所(現・東京商工会議所)の議員を務める傍ら、営業活動にも熱心に取り組み、順調に事業を拡大させていきました。

山武商会発祥の地。東京市京橋区(現・東京都中央区八重洲)

山武商会発祥の地。
東京市京橋区(現・東京都中央区八重洲)