アズビルの二つの製品が2019年度グッドデザイン賞を受賞

2019年10月17日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:曽禰寛純)は、当社の「天井用温度センサ」および「赤外線アレイセンサシステム」が、2019年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせいたします。

天井用温度センサ(丸形)

天井用温度センサは、建物内空調制御のために室温を計測する温度センサです。天井面に設置でき、超小型(直径40㎜)・薄型(厚さ5㎜)の形状と汎用性の高いデザインのため、違和感なく室内に調和します。また、リーフスプリング(ばねによるスナップイン方式)による取付けで室内での施工も容易です。

天井用温度センサ

天井用温度センサ(丸形)

<審査委員の評価>
空調用温度センサはどちらかといえば、室内において存在感を減らしたい製品であるが、従来の製品では目にとまった際にハードな印象が強かった。本製品は小型化を図りながらもシンプルで柔らかい印象の外観であり、インテリア空間においてマイナス要因にならないデザインとなっている。また、センサとしての機能は確保しつつ、取付けにリーフスプリングを使うことによって施工を容易にしている点も評価できる。



赤外線アレイセンサシステム

物体表面から放出される赤外線を、天井面や壁面等に設置した高解像度センサで計測し、温度分布情報を可視化して人の位置や数、室内の熱負荷を検出するシステムです。建物の空調・照明の高度な省エネ、快適性、セキュリティに貢献します。また設置方法や視野角が選べる豊富なラインアップで、多様な設置環境に対応します。

赤外線アレイセンサシステム

赤外線アレイセンサシステム

<審査委員の評価>
近年では情報技術の進化により多くのセンサが生活環境に導入されつつあるが、その中でも空調や照明に用いられるセンサは非常に多くの場所に設置される。そのため目に触れる機会も多くなるが、空間において存在感を主張しないことが望ましい。本製品はその点において、多様なバリエーションを持ちながらも共通してシンプルであり、形状および表面仕上げも含め、環境に溶け込むデザインとなっており好ましい。

なお、これらの製品は、10月31日~11月4日、東京ミッドタウンで開催される「2019年度グッドデザイン賞受賞展」会場に展示されます。

当社はazbilグループ理念である「人を中心としたオートメーション」の下、ユーザーの使いやすさ、分かりやすさを踏まえた製品デザインを展開し、社会のニーズに応えてまいります。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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