>> P.A-154
測距式限定反射形検出方式 受光器の受光素子に2分割フォトダイオードを使用し、スイッチからの距離が一定範囲以内で検出するようにしたものです。光素子上に結んだ投光器からの光の結像位置で検出します。 ポラライズドリフレクタ形で、光沢度の非常に高い物体や偏光を乱す物体を検出する場合、動作が安定しないことがあります。このような場合には次の対策を行ってください。 投光部を受光部の同軸上または近傍に設置しておき、物体がその前を通過あるいは、接近した際に生ずる反射光量の増減によって検出する方式。(NECA名称:反射形)〔特長〕●検出物体の表面状態・色の影響が少ない。●背景物体の影響を受けにくい。 発光ダイオードなどの光源を内蔵したもので、所定の光を放射できる機能をもち、レンズなどの光学系を含めた部分。 投光部からの光を検出するフォトトランジスタ(フォトダイオード)などの光電変換素子を内蔵したもので、所定の光を受光できる機能をもち、レンズなどの光学系を含めた部分。 光電スイッチが安定に動作する距離範囲をいいます。●透過形 安定に動作できる投・受光器間の最大距離を示します。限定反射形検出方式 拡散反射形と同じく検出物体からの反射光を受光し検出を行います。投光器と受光器を正反射光だけ入光するように設置したもので、スイッチから一定の距離(投光エリアと受光エリアの重なった範囲)にある検出物体だけ検出します。(A)の位置では検出物体は検出できますが、(B)の位置では検出できません。●リフレクタ形 安定に動作できる最大距離で、光電スイッチと反射板との距離を示します。●反射形(広光芒、限定、測距式) 標準検出物体で安定に動作する最大距離を示します。注反射形の場合、検出対象物の色・材質・寸法などによって反射光量が異なるため、一般に機種の能力に応じた大きさの白色無光沢紙を標準検出物体としています。反射光放射光鏡面体反射板光電スイッチ投・受光器検出物体ΘΘ受光部投光部拡散光投光レンズ投光レンズ検出物体(A)検出物体(B)投光ビーム受光エリア検出します投光LED設定距離可変設定距離NF受光素子(2分割フォトダイオード)N:NEAR(近い)F:FAR(遠い)FHDKの場合はレンズを上限に動かしています。検出しません投光器受光器検出距離投・受光器反射板検出距離投・受光器標準検出物体検出距離●鏡面体に光があたる場合 放射光と反射光の偏向方向が変化しない特性をもった鏡面体は、光があたると同一方向の波形で受光部に戻ります。この波を偏光フイルタでカットします。誤動作の恐れがある検出体例●透明フイルムでおおわれた物体●半透明な物体(半透明ケースなど)●鏡や光沢の強い鏡面体●光電スイッチを検出体に対して傾けて取付ける●光電スイッチと検出体の距離を離す●光電スイッチの感度を下げる対策例反射形限定反射形投光部受光部検出距離WEBサービス・・・WWW.COMPOCLUB.COM配線作業の軽減には、コード付コネクタが有効ですH-001ページをご覧くださいA-154ファイバ形用途特化形アンプ内蔵形テクニカルガイド光電スイッチ計測・判別センサ近接スイッチリミットスイッチ安全用キースイッチマイクロスイッチマニュアルスイッチ