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WEBサービスWWW.COMPOCLUB.COM分解能反射形レーザセンサの光学系について繰返し精度移動精度直線性高精度レーザ位置計測センサの原理WD(ワークデイスタンス)について 測定対象物が静止しているときでも、アナログ出力電圧を拡大してみると内部ノイズにより微小なゆらぎが発生しています。このゆらぎの幅を分解能といい、幅が小さいほど分解能が良い、或いは高いといいます。デジタル信号処理方式における分解能とは、その測定値の最小読み取り値のことで、最小読み取り値はその機器が表示できる最小数字のことです。 反射形レーザセンサ、変位センサの光学系は拡散反射方式と正反射方式に大別されます。弊社で取り扱うレーザセンサのほとんどが、拡散反射方式となります。 センサが同じ環境に設置され、検出時の状態が変わらない状態での計測ばらつきのことです。基準位置から一定量、検出体を移動させた際の計測ばらつきのことです。 変位センサのアナログ出力電圧は距離に対して比例の関係にあり、ほぼ直線的です。しかし理想直線に対して、わずかなズレがあり、このズレが理想直線に対してどの程度の範囲にあるかを±1%OFF.S.などと表示します。デジタル信号処理方式では、実際の変位量と測定値との間には、わずかな誤差があります。この誤差と測定範囲との割合のことを直線性といいます。温度特性 周囲温度が変化した場合、アナログ出力電圧も変動します。この変動幅を温度ドリフトといい、1℃の変化に対する値で表わしています。例)±0.1%OFF.S./℃(F.S.:フルスケール=4Vとする。)1℃当たり、±4MVの変動があることになります。主な取扱いレーザセンサの分類検出方式用途判別方式出力対象形番反射形ワーク検出光量差オンオフHLA-C250DN反射形ワーク検出距離オンオフHLBシリーズ反射形変位計測距離アナログ出力HLA-D130Aなど透過形変位計測遮光位置アナログ出力通信出力K1Gシリーズ距離電圧分解能直線性電圧距離実測値理想直線射方式検出体に対して、垂直に投光し、検出体から反射される拡散反射成分を受光する方式で鏡面体の検出、計測には適さない。射方式検出体の正反射成分を受光する方式で金属などの鏡面体を検出、計測する場合に適する。長距離計測には向かない。拡散反射方式正反射方式 レーザセンサは非接触センサの中で多く使用されていますが、装置を正常に動作させ、故障をなくすためには、レーザセンサ独自の特性を考慮する必要があります。ご使用に際してご検討いただく事項を述べます。 K1Gシリーズではフレネル回折現象を利用したアズビル独自のFDNアルゴリズムと、超解像技術で、計測分解能(0.1ΜM)、繰返し精度(1ΜM)での計測を実現しました。●フレネル回折とは、光はナイフやフィルムなど薄い物体のエッジで回折します。また、受光部における回折光の強度分布は、ワークと受光部間の距離WD(ワークディスタンス)に依存します。●FDNアルゴリズムとは、フレネル回折現象を利用したアズビル独自のサブピクセル処理です。投光部感度(高)感度(低)フィルム等フレネル回折検出体受光部(リニアイメージセンサ)受光感度イメージWD(ワークディスタンス)配線作業の軽減には、コード付コネクタが有効ですH-001ページをご覧くださいB-016イ計測判別センサイイーイイクイニルイ計測形レーザセンサテクニカルガイド判別形超音波センサテクニカルガイド