センサ・スイッチ総合カタログ Vol.2

アズビル株式会社のセンサ・スイッチ総合カタログです。


>> P.C-094

一般に近接スイッチで動作距離として記載される数値は、この垂直動作方法で測定した数値です。標準検出物体を基準面(検出面)と平行に移動させて、基準軸から測定した距離で表します。この距離は通過位置(基準面からの距離)によって変わるので、動作点軌跡として表すことができます。(動作領域図)標準検出体を検出面に対して垂直方向に近づけ、近接スイッチが動作状態になった時の、検出面から標準検出体までの距離です。検出体(注)が検出面に対して水平方向に近づく検出方法において、安定に検出できる、検出面から検出体までの距離。通常、定格動作距離の70∼80%の値です。注標準検出体の寸法以上の鉄検出距離の測定に使用する検出体。通常、正方形をした規定サイズの鉄板(冷間圧延鋼板:SPCC)。一般に標準検出体の寸法は、検出体を大きくしていって、検出距離が一定になる最小寸法です。したがって、標準検出体より大きな寸法で、同じ材質・厚さならば、ほぼ定格の検出距離で動作します。標準検出体を検出面に対して垂直方向に近づけ近接スイッチが動作する距離(動作距離)と、標準検出体が遠ざけ復帰する距離(復帰距離)との距離の差。動作距離に対する%で表わします。2線式近接スイッチの場合、出力OFF時にも、内部回路を作動させるために、わずかな電流が流れます。これを漏れ電流と呼びます。この漏れ電流があるため、近接スイッチがOFF時でも、(負荷の抵抗値×漏れ電流)に相当する電圧が負荷にかかります。これが負荷の復帰電圧を越える場合は、負荷の復帰不良を引き起こしますので、ご注意ください。2個以上の近接スイッチを接近した位置に置いたとき、動作距離などの性能、特性が影響を受ける状態です。近接スイッチが開閉できる最小および最大電流です。近接スイッチON時に出力回路に流すことができる最大電流。この値以上の電流を近接スイッチに流すことはできません(負荷短絡保護回路が働くか、近接スイッチが破損します)。用垂直動作水平動作定格動作距離設定距離標準検出物体応差漏れ電流相互干渉開閉電流近接スイッチDTD標準検出物体●最大値標準検出物体(SPCC)復帰距離D定格動作距離動作(ON)復帰(OFF)基準位置DT応差近接スイッチ近接スイッチ標準検出物体(SPCC)基準位置動作(ON)復帰(OFF)(検出距離)(応差の距離)基準軸応差ONOFF検出物体検出距離復帰距離検出物体定格動作距離設定距離検出面例)FL7MDC2線式(シールド)の外径M8の場合:8×8MM、厚さ1MM、鉄例)FL7MDC2線式(シールド)の外径M8の場合:動作距離の15%以下例)FL7MDC2線式(シールド)の外径M8の場合:0.55MA以下配線作業の軽減には、コード付コネクタが有効ですH-001ページをご覧くださいC-094光電スイッチ計測・判別センサ近接スイッチリミットスイッチ安全用キースイッチマイクロスイッチマニュアルスイッチWEBサービス・・・WWW.COMPOCLUB.COMリンクニルイ


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