センサ・スイッチ総合カタログ Vol.2

アズビル株式会社のセンサ・スイッチ総合カタログです。


>> P.C-093

近接スイッチ 検出面に接近する物体または近傍に存在する物体(金属物体)の有無を機械的に接触することなく、検出するスイッチの総称です。 電磁的結合により検出対象となる金属体に発生する渦電流を利用する方式(弊社近接スイッチの主要ラインナップ方式)、また検出体の接近による電気的な容量変化を利用する方式等があり、電形や磁気形もJISでは定義されています。高周波発振形近接スイッチ検出原理 外部磁界の影響により、導体表面に発生する渦電流による磁気損失を検出します。検出コイルに交流磁界を発生させて、検出体となる金属体に発生した渦電流によるインピーダンスの変化を検出する方式です。一般的に金属など導体を検出します。また、別の方式として、周波数の位相成分を検出するアルミ検出スイッチ等があります。高周波発振形検出面(コイル)に金属物体(検出体)が接近すると、スイッチがON/OFFする。現在、弊社近接スイッチの主要ラインナップは全てこの方法です。アンプ内蔵形検出コイルと発振回路が一体になっている。ノイズに強い。アンプ分離形検出コイルと発振回路が別になっており、検出部を小さくできます。シリンダ形検出部分の形状がシリンダ形のタイプです。角形検出部の形状が角形のタイプです。シールド形検出コイルの側面を金属で囲った構造。頑丈で周囲金属の影響を受けにくい特長があります。非シールド形検出コイルの側面を金属で囲っていない構造で、検出距離を長くできる特長があります。近接スイッチテクニカルガイド近接スイッチリートランスの結合状況が、渦電流損失によってインピーダンスの変化に置き換わります。インピーダンスの変化は、検出体側に直列に挿入した抵抗値の変化としてみることができます。検出体側と、スイッチ側で見かけ上、トランスのような状態が発生しています。スイッチ側検出体弊社近接スイッチについて、検出方式、アンプ内蔵/分離、検出ヘッド形状、シールドの項目について、分類した表を以下に記します。シリーズ名DC2線FL7MDC3線FL7MDC2線FL7M¦AAC/DC2線FL7MDC2線/3線APMDC2線FL2FDC2線FL2R/SDC3線FL2DC2線/3線FL2R¦VDC2線APT検出方式による分類高周波発振形構成による分類アンプ内蔵形アンプ中継形検出ヘッドの形状による分類シリンダ形角形シリンダ形/角形シールド○○-○非シールド○-○-C-093光電スイッチ計測・判別センサ近接スイッチリミットスイッチ安全用キースイッチマイクロスイッチマニュアルスイッチWEBサービス・・・WWW.COMPOCLUB.COMリンクニルイ


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