>> P.C-096
標準検出体を近接スイッチの検出面に対して水平方向に近づけたとき、近接スイッチが動作する点(標準検出体のエッジの位置)をプロットしたものです。電源電圧の変化に対して、漏れ電流(近接スイッチOFF時に流れる電流)がどう変化するかを示します。●近接スイッチON時の負荷電流が何Aのときに、近接スイッチの出力電圧が何Vあるか(「出力残留電圧」と呼ぶ)●近接スイッチON時の負荷電流が何Aのときに、近接スイッチがOFFすると、出力電圧が何Vあるかを示します。電源電圧からこの出力電圧値を引いた値が、「負荷残留電圧」です。下図は、大きさ(面積)を一定のまま厚さを変えたときの動作距離をプロットしたものです。検出体の厚さが1MM以上であれば、規定どおりの動作距離が得られ、厚さによる変化がほとんどありません。1MM以下であると、厚さによる変化があります。とくに、検出体が非磁性金属(銅、アルミニウムなど)の場合は、厚さが0.01MM程度なら動作距離が長くなり、磁性金属(鉄など)と同等となります。動作距離は、検出体の材質によって変化します。また、検出体の大きさによっても変化します。●一般に鉄以外の材質では、動作距離が鉄より短くなります。●検出体が鉄製で標準検出物体より大きければ、その動作距離は定格動作距離とほぼ同じです。●検出体の材質が鉄以外または寸法が標準検出体より小さいときは、上記グラフを参考としながら、実際に検出体で動作距離を測定し、その値の70%以内の設定距離になるよう近接スイッチを取付けてください。近接スイッチ1動作領域図4漏れ電流特性図3残留電圧特性図2検出体材質・大きさによる動作距離151050510151614121086420FLM-15□6Y軸方向の動作距離FLM-4□6FLM-8□6動作距離X(MM)(MM)標準検出体XY(代表例)1MM×18×鉄18出体標準検1MM×12×鉄12出体標準検鉄30×30×1MM標準検出体0.010.1110102345678検出体の厚さと動作距離(代表例)検出体の厚さ(MM)検出体Aℓ(MM)動作距離1011000510152025OFFON残留電圧特性(代表例)負荷電流(MA)(V)残留電圧5.00.00.50.01.01.52.03.010.015.020.025.0検出体材質・大きさによる動作距離(代表例)アルミニウムSUS鉄黄銅銅検出体一辺の大きさD(MM)(MM)動作距離X11020304000.51.01.5漏れ電流特性(代表例)電源電圧(V)(MA)FL7□-2□6H□FL7M-3□6H□FL7M-7□6H□FL7M-10□6H□配線作業の軽減には、コード付コネクタが有効ですH-001ページをご覧くださいC-096光電スイッチ計測・判別センサ近接スイッチリミットスイッチ安全用キースイッチマイクロスイッチマニュアルスイッチWEBサービス・・・WWW.COMPOCLUB.COMリンクニルイ