>> P.C-097
近接スイッチ近接スイッチ動作距離設定距離は、定格動作距離の70%としています。但し、確実な検出のためには、近接スイッチの諸性能のドリフトおよびワークの蛇行・コンベアの凸凹などを考慮し、余裕をもった動作距離を推奨します。また、検出分解能を上げたい場合は、一般的に動作距離の短い機種の方が高い分解能を得られます。使用場所に応じて適する形状のものを選択してください。負荷に応じて使い分けてください。近接スイッチの応答周波数は、DC電源タイプの方が、AC電源タイプよりも高くなっています。高速応答を要求される場合はDC電源タイプをご使用ください。高速で移動している物体を検出する場合には、近接スイッチの応答周波数(応答時間)と検出体の長さおよび検出体の間隔を以下を参考に検討してください。以下の条件を満たせば検出可能です。使用する近接スイッチの特性に合せて検出体の条件を設定してください。近接スイッチを実際に選定する場合の代表的な考慮すべき点をご紹介します。1動作条件3形状2環境条件4出力形式5応答周波数6検出体の移動速度近接スイッチ周囲金属検出距離検出物体堅牢形の要否取りつけ方法耐水、耐油形の要否防爆形の要否温度の影響高温用、低温用日よけの要否など大きさ継続時間水、油、鉄粉(スケール)特殊な化学薬品など振動衝撃最高値、最低値直射日光の有無など温度湿度雰囲気電源開閉素子近接スイッチ出力負荷残留電圧漏れ電流開閉電流制御出力交流用直流用交流用直流用電源方式の選定電源方式の選定抵抗負荷…無接点制御系誘導負荷…リレー、ソレノイドなど・定常電流値、突入電流値・動作、復帰電圧(電流)ランプ負荷・定常電流値、突入電流値開閉ひん度直流(電圧変動値、電流容量値)交流(電圧変動値、周波数など)負荷使用電源近接スイッチの検出面の近くに検出体以外の金属体が存在すると、検出性能に影響を与え、見かけの動作距離が増大し不安定となる場合があります。金属中に埋め込んで使用するときは、検出コイルの側面を金属でおおったシールドタイプを使用してください。非シールドタイプを使用するときは、必ず各カタログに記載している距離以上、周囲金属から離してください。近接スイッチの耐環境特性は他の検出用スイッチに比べて良好ですが、温度条件の厳しい使い方、特殊な雰囲気中での使用にはあらかじめ十分な検討が必要です。周囲金属雰囲気2.12.2●爆発性雰囲気について爆発の危険のある雰囲気中では使用できません。「防爆スイッチ」などの選択をおすすめします。●アルミの切削屑や、鋳鉄の切削屑が検出ヘッドに堆積する場合アルミ粉対策のFL7M-Aシリーズをご使用ください。●スパッタがかかる場合スパッタ対策のFL7Mをご使用ください。RT:応答周波数(HZ)DS:検出領域巾(MM)DT:検出体の長さ(MM)DB:検出体相互の距離(MM)ST:検出体速度(MM/SEC)1(SEC)ST<+DB-DTSTDS+DTRTC-097光電スイッチ計測・判別センサ近接スイッチリミットスイッチ安全用キースイッチマイクロスイッチマニュアルスイッチWEBサービス・・・WWW.COMPOCLUB.COMリンクニルイ