センサ・スイッチ総合カタログ Vol.2

アズビル株式会社のセンサ・スイッチ総合カタログです。


>> P.F-011

アクチュエータスイッチの一部を構成していて、それに加えられた外力を、内部のばね機構に伝達し、可動接点を動かして、スイッチの開閉をおこなわせる機構をいう。F.P.(自由位置)外部から力が加えられていないときの、スイッチ取付け穴中心から、アクチュエータ先端までの距離をいう。以後、位置(POSITION)という場合は、スイッチ取付け穴中心から、アクチュエータ先端までの距離をいう。O.P.(動作位置)アクチュエータに外力が加えられ、可動接点が自由位置の状態から、反転するときの位置をいう。F.O.T.P.(動作限度位置)アクチュエータが動かなくなるまで押したときの位置をいう。これはT.T.P.とも略称される。R.P.(もどりの位置)アクチュエータの外力を減少させ、可動接点が動作位置の状態から自由位置の状態へ、反転するときの位置をいう。P.T.(動作までの動き)アクチュエータの自由位置から、動作位置までの移動距離をいう。O.T.(動作後の動き)アクチュエータの動作位置から、動作限度位置までの移動距離をいう。M.D.(応差の動き)アクチュエータの動作位置から、もどりの位置までの移動距離をいう。O.F.(動作に必要な力)自由位置から、動作位置にアクチュエータを動かし、可動接点を反転させるのに必要なアクチュエータに加える力をいう。F.O.T.F.(動作限度位置における力)動作限度位置までアクチュエータを押したとき、加える力をいう。これはT.T.F.とも略称される。R.F.(もどりの力)もどりの位置で、可動接点を反転させるのに必要なアクチュエータに加える力をいう。マイクロスイッチを選択・ご使用になるときは、スイッチの特長と使用条件を照らし合せて決定することが必要です。つぎに一般的なチェックリストを掲げますのでご利用ください。このカタログで用いるおもな用語の図解と意味を以下に記します。●プランジャタイプの場合●レバータイプの場合マイクロスイッチテクニカルガイド用分類条件 内容電気的条件電圧交流、直流、電圧値電流定常値、突入値、突入時間回路構成極数、接点構成負荷内容力率、時定数、誘導、無誘導電気的寿命最低寿命、平均寿命、保証寿命機械的条件動作特性(力)O.F./R.F.動作特性(動き)P.T./O.T./M.D.動作特性(位置)F.P./O.P./R.P.動作精度反復精度、反復偏差動作速度衝突、高速、低速、微速(最低、最高値)開閉頻繁度毎分開閉回数(CPM)動作形式自己復帰、強制復帰動作方法カム、レバー、バイメタル、ベローズ分類条件 内容環境条件周囲条件液体、気体、微粉、腐食性、爆発性など雰囲気温度、湿度、高度、圧力振動・衝撃設置位置振動数、振巾、大きさ、変化の度合い飛沫程度、吹きつけ程度、滴下程度、完全浸漬など取付け条件寸法・重量取付け方法端子形状空間制限、重量制限取付けねじ、ボルト、固定方法ねじ締め端子、はんだ付け端子、クイックコネクト端子注動作特性規定における最大、最小の解釈についてスイッチの動作特性を説明する際に、しばしば最大、最小の値を用いています。これは、あくまでスイッチ自体の持つ特性値としての規定の仕方をしています。たとえばBZ-2RW822-T4-JのO.F.は最大1.57Nと規定されています。これはアクチュエータに加える力を0から徐々に強めていって1.57Nに達したときには、どのスイッチもすべて動作することを意味しています。逆にスイッチを動作させる機械側の条件として考える場合には、少くとも1.57N以上の力をスイッチに加えていただかなければなりません。すなわち、スイッチの特性として用いる最大、最小の意味は、スイッチを使用する機械側の条件としては逆に最小、最大となりますのでご注意ください。O.P.R.F.F.O.T.FM.D.O.T.P.T.R.P.スイッチ取付け穴中心F.P.F.O.T.P.O.F.R.T.F-011光電スイッチ計測・判別センサ近接スイッチリミットスイッチ安全用キースイッチマイクロスイッチマニュアルスイッチWEBサービス・・・WWW.COMPOCLUB.COMクニルイ


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