ボイラ安全制御

燃焼安全ソリューションで実現する改正JISに適合した設備対応

工業用燃焼炉(以下工業炉)の安全規格「JIS B 8415 工業用燃焼炉の安全通則」が2020年に改正され,工業炉の安全機能はプロテクティブシステムと呼ばれる安全計装システムに対応しなければならなくなった。しかし,工業炉を改正JISに対応するのは容易ではなく工業炉メーカーの大きな課題となっている。 そこでアズビルは,バーナコントローラ,火炎センサ,自動遮断弁といった製品からなる燃焼安全ソリューションによる改正JIS対応方法を従来とほぼ同じ設計で提供し,工業炉メーカーの改正JIS対応を支援する。

アズビル株式会社 アドバンスオートメーションカンパニーCP開発部 中田 知也
アズビル株式会社 アドバンスオートメーションカンパニーCP開発部 奥村 大輔

azbil Technical Review 2022年 

PDF (1,290KB)で見る | HTMLで見る

IoT時代の熱源コントロール・ソリューションの紹介

成熟市場といわれるボイラや冷温水装置に代表される熱源機器の市場においても、温暖化対策、省エネルギー、環境負荷低減、少子高齢化対策、安全・安心の社会の実現など、取組むべき多くの課題がある。熱源機器を取扱うメーカーにおいては、これらの課題に対応するために装置の高性能高機能化に取り組んでいる。今回、業務用熱源機器メーカー向けの相手先ブランド製品として、ユーザーの課題に柔軟に対応でき、かつ、アズビルの最新の燃焼安全技術を用いて制御性と安全性を高いレベルで両立したコントローラを開発したので紹介する。

アズビル太信株式会社 小林 広伸
アズビル株式会社 アドバンスオートメーションカンパニー 山田 晃

azbil Technical Review 2018年 特集:「人を中心とした」の発想に基づく機械・システムとの協調

PDF (3,991KB)で見る | HTMLで見る

課題解決キーワード一覧に戻る