バルブメンテナンス

バルブ診断精度向上への取り組みとクラウドサービス提供による新たな業務効率化の実現

プロセス産業のデジタル化が進んでいるなかで、生産設備の重要な機器であるバルブの状態を把握する技術が発展してきている。アズビルでは、バルブが発端となるトラブルを未然に防止するためにバルブ解析診断サービスを提供している。さらに、顧客のバルブ診断に費やす業務負荷の低減を実現するDx Valve Cloud Serviceの提供も開始した。Dx Valve Cloud Serviceを用いて、生産設備の安全性向上・保安力の強化に貢献する。

アズビル株式会社 アドバンスオートメーションカンパニー 山﨑 史明
アズビル株式会社 アドバンスオートメーションカンパニー 籠浦 守
アズビル株式会社 AI ソリューション推進部 平尾 耕一郎

azbil Technical Review 2021年 特集:新しい働き方を支援する「人を中心としたオートメーション」

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CFDを用いた調節弁に発生するキャビテーション壊食の予測

調節弁ではキャビテーションに起因する壊食(エロージョン)が発生するケースも多く、調節弁メーカーにとってキャビテーションの発生抑制および壊食防止は重要な技術課題である。この課題に対する1つの試みとして、キャビテーションを考慮した非定常CFD解析を行い、エロージョン指標を用いて解析結果を可視化した。その結果、調節弁の壊食箇所の特定に有効な指標を明らかにし、また壊食とキャビテーションの発生形態との関連性についてCFD解析結果から推測を行ったのでここに報告する。

アズビル株式会社 バルブ商品開発部 斉藤 健二
アズビル株式会社 バルブ商品開発部 尹 鍾晧

azbil Technical Review 2020年 特集:社会課題の解決に貢献するazbilグループの多様性

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プラントの安全・安心操業に貢献するバルブ解析診断サービス

プラントを操業している顧客の中には、バルブの状態を把握するために大量のデータを保持しているが、そのデータは必ずしも有効に活用できていない状況がある。アズビルではこのような課題を解決するために、バルブ解析診断サービスを提供している。このサービスでは、これまでバルブメンテナンスのエキスパートが獲得してきた知見に基づき、大量のデータを効率的に解析して、解析診断結果を分かりやすく報告することで、顧客が生産設備を安全で安定的に操業することに貢献している。

アズビル株式会社 ITソリューション本部 石原 亨
アズビル株式会社 ITソリューション本部 青田 直之
アズビル株式会社 サービス本部 山﨑 史明

azbil Technical Review 2017年 特集:新たな情報技術潮流における「人を中心としたオートメーション」

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