感染防止(パンデミック)
Withコロナ時代にも「安全と安心」を提供する小口径型(150A)定風量ベンチュリーバルブの開発
風量・室圧制御用ベンチュリーバルブ(Infilex™ VNシリーズ)は、研究施設や病院における安全性・快適性の向上に直接寄与する製品として市場で高い評価を得ている。現行製品の最小口径は200Aであり、さらなる小型化・小風量化に対してのニーズは存在するが、設計上の技術的難易度が高く、長い間製品化されなかった。今般、口径150Aの製品開発に際し、素材の見直しによる軽量化や摺動部分の設計最適化などを通して、現行製品と同等の風量精度と圧力独立性を達成したのでここに報告する。
アズビル株式会社 バルブ商品開発部 本間 康正
アズビル株式会社 バルブ商品開発部 神出 智之
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 井坂 威人
azbil Technical Review 2021年 特集:新しい働き方を支援する「人を中心としたオートメーション」
病院におけるパンデミック対応空調システム
感染症パンデミック発生時の感染症患者の受入れ要請と空気感染対策に応える解決策として、空調設備のパンデミックモード切替えによって一般病室を臨時の感染症病室に用途変更する手法を紹介する。また、空気感染対策で重要な役割を担う空調設備の風量・室圧制御システムを構築する際の注意点と、アズビルが開発・製造しているベンチュリー型風量制御バルブの特長について述べる。
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 石原 正也
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニー 作山 恭一郎
azbil Technical Review 2021年 特集:新しい働き方を支援する「人を中心としたオートメーション」