azbilグループ サステナブル調達ガイドライン

16 事業継続計画の策定と準備

  • 事業継続を阻害するリスクを特定・評価し、事業への影響の精査と中長期的に必要な事前対策、その取り組み状況をまとめた事業継続計画(Business Continuity Plan:BCP)を策定することが必要です。
   

補足説明

地震や台風などの大規模な自然災害やテロ・暴動、感染症、事故などの発生は、事業継続に大きな影響を及ぼす可能性があります。このような事態に備え、適切な準備を行い、いち早く生産活動を再開し、サプライチェーンへの影響を最小限に留めるために事業継続計画(Business Continuity Plan:BCP)の策定が必要です。
例えば社員の安全確保のための、緊急連絡体制の構築や安全設備の設置、生産ラインの復旧計画のための代替作業場所の確保や修理・復旧手順のマニュアル化、予備部品と機材の備蓄、および代替サプライヤーとの契約、多様な供給元の確保、在庫管理の強化などの対策があります。
経済、社会等の環境変化によって対応すべきリスクも変わりますので、定期的に見直しを行い、リスクに備えることも重要です。