azbilグループ サステナブル調達ガイドライン
お取引先様へ azbilグループ サステナブル調達ガイドラインに沿った活動のお願い
日頃よりazbilグループの企業理念に基づいた活動にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
azbilグループでは、その理念を実践し、事業を通じて持続可能な社会の実現と地球環境の保全に積極的な取り組みを進めてきており、日本はもちろんのこと世界的な取り組みである「持続可能な開発目標(SDGs)」(*1)を含めた取り組みを行ってきています。これまでも、脱炭素に向けた活動、新製品のサステナブル設計への取り組み、地域活性化への取り組みなど、広範な取り組みを進めてきているところです。
そのような背景に基づき、調達活動においてもお取引先様と長期にわたる信頼関係を築き、azbilグループ・お取引先様双方の付加価値向上をはかることを基本に、SDGsを初めとした社会から高まる要請を受け止め、より積極的に社会的責任を果たすべくサプライチェーンにおけるサステナブルな社会の実現に向けた取り組みを強化してきております。
そのサプライチェーンにおける取り組みの一貫として、2021年には社会視点・環境視点での取り組むべきことを明示した「CSR(*2)調達ガイドライン」を制定し、お取引先様には多くのご協力を頂きながら、お取引先様と共にサステナブルな社会に向けた取り組みを進めてきています。
この取り組みは、継続して変化する環境変化・社会要請についても的確に対応を進めていく必要があるため、最近の国内外動向を踏まえて、ビジネスインテグリティ(*3)、BCP(*4)、その他の取り組むべき事項と対応水準についての見直しを行い、この度、それらをまとめ、名称についても「aG(*5)サステナブル調達ガイドライン」に変更した改訂版を、リリースすることと致しました。
このガイドラインは、azbilグループとしての理念や企業行動指針に示している基本的な考え方を踏まえ、サプライチェーンにおけるサステナブルな広範な活動についての方向性、遵守すべき事項等をまとめた内容となっております。
azbilグループは、持続可能な社会の実現に向けて、これからもお取引先様と一緒に取り組む所存でございます。なにとぞ引き続き、ご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
PDFでご覧になりたい方は、こちらからダウンロードが可能です。
詳細は以下のホームページ上でもご覧になれます。
azbilグループ サステナブル調達ガイドライン(第4版 2024年9月発行)
日本語版 Japanese (900KB)
azbilグループは、以下をサステナブル調達の対象領域としています。
※各対象領域ごとの内容については、表の中、または表の下のリンクをクリックし、ご確認ください。
大分類 | 中分類 | 小分類 |
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E (環境サプライチェーン) | 気候変動 (GHG、エネルギー) |
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汚染・資源 (大気、排水、有害廃棄物、 廃棄物削減、原材料等) |
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水の安全保障・水リスク |
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生物多様性 |
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環境マネジメント |
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S (社会サプライチェーン) |
労働慣行 |
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健康と安全 |
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人権 |
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地域社会貢献 |
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品質・顧客 |
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G (ガバナンス) |
法令遵守・国際規範の尊重 |
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公正な商取引の遵守 |
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マネジメントシステムの構築 |
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適切な情報開示 |
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情報セキュリティ |
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事業継続計画の策定と準備 |
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azbilグループ サステナブル調達ガイドラインは、この対象領域において、お取引先様に具体的に実践・遵守いただきたい行動・活動についてまとめております。
- 1 気候変動 (GHG、エネルギー)
- 2 汚染・資源 (大気、排水、有害廃棄物、廃棄物削減、原材料等)
- 3 水の安全保障・水リスク
- 4 生物多様性
- 5 環境マネジメント
- 6 労働慣行
- 7 健康と安全
- 8 人権
- 9 地域社会貢献
- 10 品質・顧客
- 11 法令遵守・国際規範の尊重
- 12 公正な商取引の遵守
- 13 マネジメントシステムの構築
- 14 適切な情報開示
- 15 情報セキュリティ
- 16 事業継続計画の策定と準備
(*1) SDGs:持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)。
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。17のゴール・169のターゲットから構成されています。
(*2) CSR:企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility)
企業が社会や環境と共存し、持続可能な成長を図るため、その活動の影響について責任をとる企業行動であり、企業を取り巻く様々なステークホルダーからの信頼を得るための企業のあり方を指します。
一般的に、法令遵守、消費者保護、環境保護、労働、人権尊重、地域貢献など純粋に財務的な活動以外の分野において、企業が持続的な発展を目的として行う自主的な取り組みと解されます。
(*3) ビジネスインテグリティ(Business Integrity)
企業の経営やマネジメントにおいて非常に重要な資質や価値観を示します。企業はまず“Integrity”(誠実さ)を最優先し、法令を守ることはもちろん、幅広い社会的責任を果たし、企業倫理を実践することが求められます。
(*4) BCP:事業継続計画(Business Continuity Plan)
企業が災害や事故などの緊急事態に直面した際でも、重要な業務を継続できるようにするための計画です。これにより、業務の中断を最小限に抑え、迅速に復旧することが容易になります。
(*5)aG:azbilグループ
aGはazbilグループの略称形になります。