2018年度の取組み
2018年度の実績
自社の事業活動に伴うCO2排出量(スコープ1+2)
2018年度(2019年3月期)のazbilグループの拠点における自社の事業活動に伴うCO2排出量(スコープ1+2)は1.9万トンで、2006年度比44%減となりました。
中期経営計画の主要テーマであるCO2排出量削減に向けて、長年の知見を活かした継続した取組みを進め、グループ全体で「エネルギーの見える化システム」を積極的に導入し、運用改善と設備改善の2つの側面から取り組んできました。
▶運用改善:ムダの発見、改善項目の検討・実施などのPDCAサイクルを、「見える化」システム導入により効率よく改善
▶設備改善:ハイブリッド車などのエコカーへの切替推進、高効率照明(LED)、高効率設備の導入等
2030年温室効果ガスの排出削減目標達成に向けて、これまでの省エネ取組みを継続するとともに、生産工程や開発工程の効率化、働き方改革による業務の効率化を通じたエネルギーのさらなる削減、再生能エネルギー発電設備の導入、再生可能エネルギー比率の高い電力の調達、グリーン電力証書活用などの検討も進めていきます。
サプライチェーン全体のCO2排出量(スコープ3)
サプライチェーン全体でのCO2排出量(スコープ3)は、企業活動全体での長期的なCO2排出量削減に大きな影響を及ぼしています。2018年度のサプライチェーン全体でのCO2排出量(スコープ3)は、96.7万トンとなりました。
「販売した製品の使用」及び「購入した製品・サービス」でのCO2排出量が全体の9割以上を占めるため、特に省エネ設計、省資源設計などの環境配慮設計に注力し、サプライチェーン全体におけるCO2排出削減に努めています。
2030年温室効果ガスの排出削減目標達成に向けて、これまでの省エネルギー設計、省資源設計といった環境配慮設計を継続、さらなる強化を推進していきます。
温室効果ガス排出量検証報告書
PDFでご覧いただけます
azbilグループの拠点におけるCO2排出データ
(単位:トンCO2)
2016年度 | 2017年度 | 2018年度 | |
---|---|---|---|
スコープ1 | 5,268 | 4,735 | 4,205 |
スコープ2 | 14,974 | 14,875 | 14,920 |
スコープ1 & 2 | 20,242 | 19,610 | 19,125 |
これまでの取組み
本業を通じた地球環境への貢献
自らの事業活動におけるCO2削減環境負荷低減に取り組むだけでなく、お客さまの環境負荷低減を支援する製品・サービス・ソリューションの提供を通じて社会に貢献しています。
詳しくは、「環境負荷低減への思いと本業を通じた実践」をご覧下さい。
- 環境取組みの全体像
- 本業を通じた地球環境への貢献
- 自らの事業活動における環境負荷低減