2021年度の取組み
2021年度の実績
自社の事業活動に伴うCO2排出量(スコープ1+2)
2021年度のazbil グループの拠点における省エネルギーの成果としては、CO2排出量(スコープ1+2)は1.8 万 トンで、全社横断的な取組み開始の2006年度排出量(35,244トン)と比べて49%減となりました。2021年度は、新型コロナウイルス感染症の影響も弱まり生産増加となりましたが、省エネ取組みの推進により前年度とほぼ同水準の排出量となりました。長年の知見を活かした継続的な活動の中で、事業部門とも連携し、グループ全体で導入している「エネルギーの見える化システム」を基盤に、運用改善と設備改善の2つの側面からの取組みを推進するとともに、再生可能エネルギーの利活用等も進めています。2022年5月には、マザー工場である湘南工場、および秦野配送センターでの使用電力を100%再生可能エネルギーで調達開始しました。これにより、グループ全体での電力使用量の38%相当(2020年度実績)が再生可能エネルギーとなりました。
サプライチェーン全体のCO2排出量(スコープ3)
2021年度のサプライチェーン全体でのCO2排出量(スコープ3)は84.8万トンで、SBTiの2℃基準の2030年目標を達成しています。本目標についてはさらなる上方修正を計画しています。「販売した製品の使用」および「購入した製品・サービス」でのCO2排出量が全体の9割以上を占めるため、特に省エネ設計、省資源設計等の環境配慮設計に注力するとともに、サプライヤーとの連携強化に向けた取組みも開始しています。
温室効果ガス排出量検証報告書
PDFでご覧いただけます
azbilグループの拠点におけるCO2排出データ
(単位:トンCO2)
2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|
スコープ1 | 4,306 | 4,093 | 3,797 |
スコープ2 | 14,998 | 13,969 | 14,349 |
スコープ1 + 2 | 19,304 | 18,062 | 18,145 |
アズビル株式会社、国内連結子会社及び海外主要生産拠点
(2019年度CO2排出量実績ベースでグループ全体の90%に該当)
※電力のCO2排出係数は、一定値(0.378kg-CO2/kWh)を
採用しています。
これまでの取組み
- 2020年度の取組み
- 2019年度の取組み
- 2018年度の取組み
- 2017年度の取組み
- 2016年度の取組み
- 2015年度の取組み
- 2014年度の取組み
- 2013年度の取組み
- 2012年度の取組み
- 2011年度の取組み
- 2010年度の取組み
本業を通じた地球環境への貢献
自らの事業活動におけるCO2削減環境負荷低減に取り組むだけでなく、お客さまの環境負荷低減を支援する製品・サービス・ソリューションの提供を通じて社会に貢献しています。
詳しくは、「環境負荷低減への思いと本業を通じた実践」をご覧下さい。
- 環境取組みの全体像
- 本業を通じた地球環境への貢献
- 自らの事業活動における環境負荷低減