アズビルタイランドがSolution and Technology Centerを開設 - IoT・AIを活用した次世代インテリジェントサービスを提供 -
2020年8月3日
アズビル株式会社
アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)のタイ王国における現地法人であるアズビルタイランド株式会社(本社:バンコク 社長:若松直樹)は、IoT・AI技術を活用した次世代インテリジェントサービスの提供を行うことを目的に、東南アジアでも有数のコンビナート地区であるタイ王国のラヨーン県にSolution and Technology Centerを開設しました。
アズビルタイランドSolution and Technology Center
昨今、Industry 4.0に代表されるように、グローバル規模でIoT・AIを活用したデジタル技術の産業への適用が進められています。タイ産業界も、Thailand 4.0という名の下に、政府主導で積極的な技術展開が図られています。
プラントや工場では、安定した稼働と保全の効率化のため、プロセスの異常をより速く検知して対応する予知保全を進め、定期保守のコスト削減や突発的な故障を回避したいというニーズがあります。
アズビルでは、そのニーズに応え、IoT・AIを活用し、プロセス制御における未来予測、異常予兆検知のソリューションを提案しています。また、調節弁の製造企業としてのノウハウと最新のデジタル技術を融合した調節弁の診断サービスも行っています。
Solution and Technology Centerのデモルーム
アズビルタイランドが開設したSolution and Technology Centerに設置されているデモルームでは、アズビルの最新技術を実際の製品に触れながら体感していただくことができます。またazbilグループで最大規模の調節弁整備施設が併設されており、自社・他社製を問わず、年間10,000台規模の整備が可能となりました。広くアズビルのケーパビリティを訴求することで顧客開拓を進めながら、シンガポールに拠点を構えるアズビルの東南アジア戦略企画推進室*とも連携を図ることで、将来的には東南アジア全体へグローバルに事業を展開してまいります。
さらに今後は、この施設を研究拠点としても活用し、大学をはじめとした教育機関・研究機関との協働などによって、開発機能のさらなる強化を図り、新技術・新製品の創出へと結びつけてまいります。
当社はこれからも「人を中心としたオートメーション」の理念の下、お客さまのニーズに対応した製品・サービスの開発、提供を通じて、よりよい社会の実現のために貢献してまいります。
* 東南アジア戦略企画推進室:東南アジア地域において、横断的な事業推進・戦略企画・経営管理機能を担う組織。
*掲載されている情報は、発表日現在のものです。
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アズビル株式会社 経営企画部広報グループ
TEL:03-6810-1006