中国大連生産拠点に新工場棟が竣工

2022年4月22日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、海外事業展開を支えるグローバル生産体制の規模拡大、生産性向上を図るため、中華人民共和国遼寧(りょうねい)省大連市にある生産拠点、アズビル機器(大連)有限公司(総経理:西村清吾)に新しい工場棟を建設、このたび竣工の運びとなりました。

azbilグループは2019年よりグローバル生産体制強化に向けて、湘南工場と研究開発拠点の藤沢テクノセンターを連携させてマザー工場を本格稼働させ、日本・中国・タイを3極とした生産体制強化を進めてきました。マザー工場を中心に、グループ各社・各部門が連携し、最適コストを維持しながら先端技術を導入した高機能・高品質製品の生産に向けた取組みを進めています。
アズビル機器(大連)は海外で最初に設立された生産拠点として、1994年から四半世紀以上にわたってアズビルのグローバル生産体制を支えてきた主力工場の一つであり、中国を軸としたアジア地域の生産・出荷の重要拠点でもあります。
このたびの新工場棟の建設は、成長著しいアジア地域での需要拡大に対応するための生産体制整備を目的としており、新工場棟を活用した生産規模拡大への対応に加えて、生産工程の高度化とさらなる自動化の推進による競争力の強化と環境および安全に配慮した工程設計を進めてまいります。

アズビル機器(大連)の既存工場棟を含めて生産配置を見直して拠点全体の物流の効率化を図り、新工場棟には工業弁を中心とした、大型加工、組立、塗装、検査、出荷を効率的に配置した新しい生産ラインを設置する計画です。2022年4月中旬より順次工程の立上げを行い、自動化設備の導入も進め2023年1月から全面稼働を開始する予定です。

アズビル機器(大連)の新工場棟

アズビル機器(大連)の新工場棟

■アズビル機器(大連)有限公司 新工場棟
 工場棟床面積:約9,670m² 3階建て
 アズビル機器(大連)延床面積:22,000m²
 (既設のCV棟 3,727m²、第2期棟5,933m²、新厚生棟 2,600m²を含む)

当社はこれからも「人を中心としたオートメーション」の理念の下、お客さまのニーズに対応した製品・サービスの開発、提供を通じて、よりよい社会の実現のために貢献してまいります。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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