統合報告書「azbilレポート 2022」を発行 ― 持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献に向けた経営計画・事業活動の進捗を紹介 ―
2022年9月8日
アズビル株式会社
アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、統合報告書「azbilレポート2022」を発行しました。本報告書では、オートメーションにかかわる事業を通じて持続可能な社会へ「直列」に貢献し、自らの成長も目指すazbilグループならではの価値創造の取組みについて、サステナビリティの観点から当社グループが長期にわたり取り組む10項目の「重点課題」を明示したうえで、具体的な経営計画の進捗と、これを支える財務資本、人的資本、製造資本等、様々な経営資本やリスクのマネジメント、さらには本年6月に完了した指名委員会等設置会社への移行を含めたガバナンス強化と役員報酬ポリシー等の開示内容の充実までを統合的に解説しています。
azbilレポート2022表紙:
持続可能な社会へ「直列」に貢献することを見据え、長期目標・中期経営計画を展開していくことを表す
azbilグループは、「人を中心としたオートメーション」の理念の下、事業活動を通じて持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を実践することで、自らの中長期的な発展を確実なものとし、企業価値を持続的に向上させることを目指しています。このため「長期目標(2030年度)」を設定し、その第1段階としての「中期経営計画(2021~2024年度)」に現在取り組んでいます。
社会・事業環境の変化によりオートメーションの新たな領域・事業機会が生まれ、需要の拡大が期待されています。本報告書※1では、オートメーション技術を共通基盤とした3つの成長事業領域※2を核に、これら新しい需要に応える当社グループの成長戦略および中期経営計画における取組みの進捗をご紹介しています。併せて、事業・企業活動そのものを通して達成を目指す独自のSDGs基本目標や、azbilグループの持続可能な発展(サステナビリティ)を確かなものとするESG(環境・社会・ガバナンス)への取組みとして、脱炭素化へ向けた方針・計画、サプライチェーンにおける社会・環境視点での評価と改善、そして指名委員会等設置会社への移行及び新たな役員報酬制度等のガバナンス強化についてご説明しています。(なお、TCFD※3による提言に沿って気候変動が当社グループの経営に与える影響(機会とリスク)についても推定額を含む開示を行っております)
本レポートはこちらからご覧いただけます。
azbilレポート 2022参考情報
azbilレポート 2022の構成内容・概要
価値創造のかたち |
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【目次】進化するオートメーション、azbilグループの歩み、社会の中のazbilグループ、成長戦略、事業体制、サステナビリティ経営、azbilグループの価値創造モデル、財務・非財務ハイライト |
【内容】創業時からのオートメーションによる当社グループの価値創造の歴史をご紹介し、現在のオートメーションを取り巻く事業環境の変化・需要の拡大とこれらを捉えた成長戦略をご説明しています。さらに、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献の実現に向けて、当社グループとして“長期にわたり取り組む重点課題”10項目についてご説明しています。 |
トップメッセージ |
【目次】トップメッセージ |
【内容】中期経営計画の進捗、成長に向けた事業展開や設備投資の状況について説明し、持続的な成長(サステナビリティ)の観点からESGについての取組み、特に指名委員会等設置会社への移行を実施した背景等についてご説明しています。 |
財務・経営管理担当役員メッセージ |
【目次】財務・経営管理担当役員メッセージ |
【内容】長期目標・中期経営計画の達成に向けた資本効率改善の取組み、規律ある資本政策の実施等についてご説明しています。 |
価値創造の実践 ― お客様への価値提供 |
【目次】中期経営計画の取組み状況、At a Glance、ビルディングオートメーション(BA)事業、アドバンスオートメーション(AA)事業、ライフオートメーション(LA)事業、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進、グローバルネットワーク、技術研究・商品開発、生産・調達 、営業・エンジニアリング・施工・サービス |
【内容】中期経営計画の概要と初年度の進捗状況を、全社、BA・AA・LA各事業についてご説明しています。合わせてこれら3事業の展開・成長を支えるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の内容や技術研究・商品開発から生産・調達、営業・エンジニアリング・施工・サービスに至るazbilグループのバリューチェーンについてご紹介しています。 |
価値創造の実践 ― SDGsへの貢献 |
【目次】azbilグループの価値創造とSDGs実現に向けた取組み、 基本目標Ⅰ 環境・エネルギー、TCFD ~気候変動の影響の把握と開示の取組み 基本目標Ⅱ 新オートメーション 基本目標Ⅲ サプライチェーン、社会的責任 基本目標Ⅳ 健幸経営、学習する企業体 |
【内容】お客様の現場におけるCO2削減やSBTイニシアチブによる認定を受けた事業活動に伴うGHG排出量削減目標など、azbilグループが事業・企業活動を通じて達成を目指すSDGs目標についてご説明しています。また、TCFDについては、その提言に沿って気候変動が当社グループの経営に与える影響(機会とリスク)について推定額を含む開示を行っています。 |
価値創造基盤の強化 (ESGへの取組み) |
【目次】azbilグループの考えるサステナビリティ、環境への取組み、人財:人的資本の価値向上への取組み、品質保証・安全、CSR調達、知的財産戦略・ブランドマネジメント、コンプライアンス・内部統制、リスクマネジメント、コーポレート・ガバナンス 、役員一覧、価値協創へつながるステークホルダーとのコミュニケーションへ |
【内容】azbilグループのサステナビリティに対する方針・体制の紹介からESG重要課題とazbilグループの取組み、SDGsとの関係性を整理しています。また、持続的成長を支える価値創造の基盤として、ESG(環境・社会・ガバナンス)における取組み内容についてご説明し、各ステークホルダーとの対話内容についてもご紹介しています。環境面や人的資本の価値向上に向けた取り組みのほか、サプライチェーンにおける社会・環境視点での評価と改善の取組みとして、お取引先様に対して実施した調査内容の結果のご説明や指名委員会等設置会社への移行等のガバナンス強化についてご説明しています。 |
企業情報 |
【目次】11年間の主要財務・非財務データ、azbilグループ会社情報、会社情報/株式情報 |
【内容】会社情報/株式情報のほか、11年間の主要な財務・非財務データを表にまとめました。 |
※1 本報告書の詳細内容については別紙「azbilレポート 2022の構成内容・概要」をご参照ください。
※2 「新オートメーション事業」「環境・エネルギー事業」「ライフサイクル型事業」
※3 世界主要国の中央銀行や金融当局により構成された気候変動に関する影響の開示を進めるタスクフォース及びそのフレームワーク。
*掲載されている情報は、発表日現在のものです。
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アズビル株式会社 経営企画部広報グループ
TEL:03-6810-1006