アズビル社員が「IEC1906賞」を受賞
2022年11月24日
アズビル株式会社
アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、当社技術標準部国際標準グループの岡本秀樹が、IEC(International Electrotechnical Commission、国際電気標準会議)の「IEC1906賞」を受賞したことをお知らせします。
IECは、電気および電子の技術分野における国際標準化団体で、88カ国(2022年11月現在)が会員となっています。「IEC1906賞」は、この団体が設立された年にちなんだ名前を冠し、電気・電子技術の標準化およびその関連活動に大きく貢献した個人に贈られます。2022年度は、全世界から233名、そのうち日本からは36名が受賞しました。
岡本はIECのスマートシティ・システム委員会にとって初めての発行となる国際標準IEC 63152(2020年発行)の開発に尽力したことが高く評価されました。IEC 63152は、都市における公共や民間のサービスの継続について、災害時の電気継続計画策定および電気継続システム実装の重要性を示し、それらに必要な事項を取りまとめたものです。国際規格案は、IECの日本国内委員会で策定し、国際規格開発プロジェクトで参加各国の合意を得ました。
岡本は受賞のコメントとして「アズビルは都市の重要なパーツであるビルや工場がお客さまとなる事業とともにスマートシティ対応のソリューション提案も行っています。IEC 63152はスマートシティとビルや工場をつなぐ規格の一つであると言えます。当社が果たせる役割に想いを巡らせながら、今後も「つなぐ」の観点で標準化を考えていきたいと思います」と述べています。
<表彰式写真>
日本産業標準調査会 遠藤信博会長(左)
アズビル株式会社 技術標準部国際標準グループ 岡本秀樹(右)
azbilグループは企業理念である「人を中心としたオートメーション」の下、技術と品質の訴求に努め、産業界への寄与を通じて、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を進めていきます。
*掲載されている情報は、発表日現在のものです。
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