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アズビルとクリーンエナジーコネクトが資本業務提携 — 省エネ×再エネのエネルギー関連ソリューション提供により脱炭素社会の実現に貢献 —

2023年1月26日
アズビル株式会社

アズビル株式会社（本社：千代田区丸の内2-7-3 社長：山本清博、以下、「アズビル」）と、株式会社クリーンエナジーコネクト（本社：東京都千代田区、代表取締役：内田 鉄平、以下、「CEC」）は、アズビルがCECの第三者割当増資を引き受け、出資ならびに業務提携契約を締結しました。アズビルとCECは本提携を通じて、アズビルがエネマネ事業者^*1として長年得意としてきた省エネルギーソリューションに、CECのグリーン電力ソリューションを組み合わせてワンストップで提供できるようになることで、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

日本政府が2050年カーボンニュートラルを宣言し、国際的なESG投資の潮流がある中、企業の脱炭素化に向けた取組みはますます強化されています。アズビルは、従来から計測・制御技術を強みとして省エネルギーソリューションを提供してまいりましたが、企業の脱炭素化を実現するには、省エネルギーだけでなく、再生可能エネルギーを適用していくことは必要不可欠です。

CECは、脱炭素経営企業・RE100^*2参加企業等のお客さまにとって最適なグリーン電力の導入計画の立案から実行支援、そして導入後の効果検証および目標達成までのグリーン電力ソリューションをスピーディーかつ柔軟にワンストップで提供する会社です。固定価格買取制度（FIT）に頼らないお客さま専用のNon-FIT小型太陽光発電所を全国に多数開発し、追加性のあるグリーン電力と環境価値をお客さまの建物に長期でご提供するオフサイトコーポレートPPA（Power Purchase Agreement） ^*3サービスにより、第一生命様、清水建設様、NTTグループ様等の大手企業様の脱炭素・RE100の目標達成をサポートしており、さらなる規模の拡大が期待されています。

アズビルは、計測・制御メーカーとして、工場・プラントや建物、さらには家庭と幅広い分野に製品・サービスを提供しています。また、エネルギーマネジメント領域においては、多数の建物への納入済システムを活用したディマンドリスポンスによる VPP（バーチャル・パワー・プラント）稼働においてすでに運用実績をもち、また 9年連続で工場・事業場などの省エネルギー事業を支援する「エネマネ事業者」に登録されるなど、この分野における取組みを積極的に推進しております。

アズビルは、CECと共に、省エネルギーに加え、再生可能エネルギーをワンストップソリューションとして提供することにより、顧客の脱炭素化実現に貢献します。また、アズビルのディマンドリスポンスの技術を組み合わせることで、出力の変動が大きい再生可能エネルギーの有効活用を実現し、顧客の建物における再エネ利用率の向上を図ります。アズビルは、再生可能エネルギーを組み合わせることによるBEMSや省エネソリューションの提供の拡大として、来年度以降数十億円規模の売上増を目指します。

会社概要

• 社名：アズビル株式会社
• 所在地：東京都千代田区丸の内2-7-3
• 代表者：代表取締役社長　山本　清博
• 創業：1906年12月1日
• 事業内容：計測・制御機器の開発・生産・販売・サービス
• URLhttps://www.azbil.com/jp/

• 社名 ： 株式会社クリーンエナジーコネクト
• 所在地 ：東京都千代田区大手町2-7-1
• 代表者 ：代表取締役　内田 鉄平
• 設立 ：2020年4月
• 事業概要：法人向けグリーン電力ソリューション事業、Non-FIT再エネ発電事業
• URL https://cleanenergyconnect.jp/

^*1 エネマネ事業者：補助事業者の事業所に対してEMSを適切に設置するとともに、自らが有するEMSの機能を活用したエネルギー管理方法を補助事業者に提供し、補助事業の省エネルギー化をより一層進める役割を担い、SIIに採択された者
^*2 RE100：Renewable Energy 100%の略で、企業が自らの事業の使用電力を100％再エネで賄うことを目指す国際的なイニシアティブ。390社以上の世界や日本の企業が参加している（2023年1月10日現在）
^*3 オフサイトコーポレートPPA（Power Purchase Agreement）：顧客企業専用のNon-FIT太陽光発電所を、電力を使用する施設の敷地から離れた場所に新しく開発・設置し、発電した電力と環境価値を、電力を使用する施設に送る長期契約を結ぶこと

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。