azbilグループ、独自のSDGs目標の一つ「新オートメーション」にふたつの定量指標を設定
2023年5月10日
アズビル株式会社
アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、このたび、「azbilグループSDGs目標」において、事業として取り組む「新オートメーション」を具体的に推進するため新たに2つの定量指標を設定しました。
azbilグループは持続可能な社会の実現に向けたサステナビリティ経営推進において「長期にわたり取り組む10の重点課題」として、マテリアリティを選定しています。
これらの選定課題の中でも、特に4つに区分したSDGs目標を定め開示し、サステナビリティ方針の重要な道標と位置づけています。
SDGs目標達成に向けた取り組みを通して、事業および人材育成・成長の観点も含めたazbil グループならではの価値創造を実現し、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を目指しています。取り組みを着実に進めるため、それぞれの目標毎に具体的な指標を設定し、毎年見直すとともに新たな指標を追加しています。
SDGs目標の一つ「新オートメーション」は、お客さまの持続可能な生産現場・職場環境、さらなる安心・快適・達成感の実現に向け、生産空間・居住空間(ビル建物)・生活空間における「計測の高度化」、「データ化」、「自律化」などにより、社会が求める時々の課題を解決、付加価値を創出することを目指しています。このたび、その項目における新しい定量指標として以下を設定しました。
● 新オートメーションで2030年に延べ600万人にストレスフリー、多様な働き方につながる環境を提供 ※2
事業環境の変化が激しい現代では、データに基づく経営、操業、環境対策などが求められています。
新オートメーションは、従来のオートメーションだけでは解決できない持続可能性を阻害する要因(機器の故障、就労人口減少による働く人の多様化など)を解決することができ、お客さまの生産現場、職場環境の持続可能性を高めることを実現します。
具体的な対象製品・サービスは、「MEMS技術を活用した高度な計測機器」、「エネルギーマネジメント・設備の最適運転やウェルネスを追求したオフィスビル クラウドサービス」、「LPガス遠隔検針クラウドシステムと配送効率化サービス」、「各種稼働データの解析によるバルブ診断サービス」、「AI・データを活用したオンライン異常予兆検知システムなどに代表される自律化システム」などになります。
さらに、様々な分野で活躍する企業や各種研究機関とのパートナーシップの拡大により、当社の技術や知見をより広く社会に実装することで事業を伸長し、SDGsの実現に貢献します。
(ご参考) azbilグループSDGs目標と新オートメーション
Ⅱ 新オートメーション
【ターゲット】
お客様の持続可能な生産現場・職場環境、さらなる安心・快適・達成感の実現に向け、生産空間・居住空間(ビル建物)・生活空間における「計測の高度化」、「データ化」、「自律化」などにより、社会が求める時々の課題を解決、付加価値を創出
【定量指標】
●新オートメーションで2030年に延べ8,000事業所で事業環境変化に強い状態を実現
●新オートメーションで2030年に延べ600万人にストレスフリー、多様な働き方につながる環境を提供
【貢献領域】
1. 事業環境変化に強いオートメーションの実現
内的環境変化(設備不調、原材料品質など)による影響の予測・診断と自律的意思決定・制御
外的環境変化(自然災害、社会情勢など)による影響の予測・診断と自律的意思決定・制御
2. ストレスフリーな職場環境の実現
データに基づく作業支援による作業ミス・計画外作業の低減など
労働生産性向上となる「快適かつ省エネ」環境の構築
3. 多様な働き方につながる環境の実現
時間や場所に合わせた最適な就労環境の構築
年齢や性別、スキルなどによらない就労環境の構築
※1 2022年4月時点で530事業所で稼働。2030年には15倍の8,000事業所を目指す
※2 2022年4月時点で60万人に提供。2030年には10倍の600万人への提供を目指す
*掲載されている情報は、発表日現在のものです。
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