外資系データセンター向け事業の拡大を目指し、アズビルとX1Studioが業務提携
2023年10月6日
アズビル株式会社
X1Studio株式会社
アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)と、X1Studio株式会社(本社:千代田区麹町2-2-22 創設者兼代表取締役社長:ウィリアム アチュリ)は、両社が得意とする領域を活かし、日本国内におけるデータセンター向け事業の拡大を皮切りに、さらなる事業拡大を実現するため、出資契約および業務提携契約に合意いたしました。具体的には、アズビルがX1Studioの第三者割当増資を引き受け、出資するとともに、X1Studioと業務提携契約を締結いたしました。
X1StudioはSCADA*1システムのエンジニアリングを軸に外資系データセンターのトータルマネジメントシステムを手掛けています。またアズビルは、国内のビルディングオートメーション(BA)領域を牽引するリーディングカンパニーとして建物向けの監視・制御システム(BMS:Building Management System)を国内外に提供しています。
外資系の施主が運営するデータセンターは、本国で採用したシステムを他国でも採用することが一般的ですが、海外製SCADAシステムを提供するX1 Studioと、BA分野で実績を持つアズビルが提携することにより、今後市場拡大が見込まれている国内のデータセンター市場における事業機会の拡大を図ります。
X1Studio創設者兼代表取締役社長 ウィリアム アチュリのコメント
「今回の提携を通じ、データセンター管理の未来の可能性をさらに広げることができると確信しています。アズビルと共に、データセンター業界の新たなスタンダードを確立し、クライアントに真の価値を提供することを目指します。」
アズビル株式会社社長 山本清博のコメント
「今回のX1Studioとの提携は、当社のデータセンター市場におけるソリューションの幅を広げ、お客さまに提供することのできる価値をさらに拡大することができると考えています。データセンター市場は今後、グローバルでの伸長が見込まれており、今回の提携を起点にさらなる事業拡大を目指してまいります。」
また両社は今後、海外のデータセンターへの市場拡大に加え、X1Studioが実績を伸ばしている高級ホテルのゲストルームソリューション(ホテル業界向けに提供するX1Studio製ソフトウェアプラットフォーム『hotelOS(ホテルオーエス)』)分野においても、双方の強みを活かした新たな価値提供の可能性について検討を行っていく予定です。
azbilグループは、「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、事業を通して持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を実践することで、自らの中長期的な発展を確実なものとし、企業価値の持続的な向上を目指してまいります。
会社概要
- 社名 アズビル株式会社
- 所在地 東京都千代田区丸の内2-7-3
- 代表者 取締役 代表執行役社長 山本 清博
- 創業 1906年12月1日
- 事業内容 計測・制御機器の開発・生産・販売・サービス
- URL https://www.azbil.com/jp/
- 社名 X1Studio株式会社
- 所在地 東京都千代田区麹町2-2-22
- 代表者 創設者兼代表取締役社長 ウィリアム アチュリ
- 設立 2020年9月18日
- 事業概要 IoTテクノロジーのS/W、H/Wの開発、販売、輸入、ITコンサルティング
- URL https://x1studio.co.jp/
*1 SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition):プラントや工場、超大規模ビル向けシステムの一種。プラント・工場の製造プロセスや生産設備、高度な制御が求められるビルなどにおいて、コンピュータで監視・制御を行う。
*掲載されている情報は、発表日現在のものです。
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