第5回ESGファイナンス・アワード・ジャパン「環境サステナブル企業」に2年連続で選定
2024年3月14日
アズビル株式会社
アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、環境省が主催する「第5回ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において、開示充実度が一定基準を満たしている企業として「環境サステナブル企業」に2年連続で選定されました。
「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的取組み等を広く社会で共有し、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的として環境大臣が表彰するものです。
環境サステナブル企業部門では、重要な環境課題に関する「リスク・事業機会・戦略」「KPI」「ガバナンス」の開示充実度が一定の基準を満たしている企業を「環境サステナブル企業」として評価・選定しています。今年は当社を含め44社が選ばれました。
azbilグループは、地球環境とエネルギー課題解決への貢献を重要な経営課題の一つと捉え、自社における温室効果ガス(GHG)排出量削減とお客さまの現場におけるCO2削減の両方に取り組んでいます。自社における温室効果ガス排出量削減については、2050年に温室効果ガス排出を実質ゼロとする「2050年温室効果ガス排出削減長期ビジョン」に基づき、脱炭素化に向けた方針・計画を策定し、公開しました。また、SBTi*1による1.5℃目標の設定や、事業上の機会・リスクに関する定量開示を含め、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に沿ったガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標に関する開示を行っています。
さらに、お客さまの現場におけるCO2削減*2については、オートメーションにかかわる製品・サービス・ソリューションの提供を通じてのCO2削減に取り組んでおり、2030年度には年間340万トンCO2の削減という目標を独自のSDGs目標として設定し、その達成を目指しています。
azbilグループでは、今後もこれら環境やエネルギー課題への取組みについて統合報告書「azbilレポート」やウェブサイトを通じて積極的に開示するとともに、地域社会の一員として多様なステークホルダーと連携し、自らの環境への取組みにも反映します。
azbilグループは「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献と持続的な成長を目指し、これからも取組みを進めてまいります。
関連ページ
環境省報道発表
https://www.env.go.jp/press/press_02775.html
azbilグループの環境への取組み
https://www.azbil.com/jp/csr/basic/environment/index.html
azbilレポート 2023
https://www.azbil.com/jp/ir/library/annual/index.html
*1 SBTi (Science Based Targets Initiative)
CDP、国連グローバルコンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同で設立した、企業のCO2排出量削減目標が科学的な根拠と整合したものであることを認定する国際的なイニシアチブ。
*2 お客さまの現場におけるCO2削減
azbilグループは、SDGs目標として独自の4つの基本目標(Ⅰ環境・エネルギー、Ⅱ 新オートメーション、Ⅲサプライチェーン・社会的責任、Ⅳ 健幸経営・学習する企業体)と具体的なターゲット・指標を設定、その着実な実行とともに継続的な見直し・水準の向上に向けた取組みを実施しています。お客さまの現場におけるCO2削減を含め温室効果ガス(GHG)排出量削減に関するターゲット、指標としては以下を設定しています。なお、2023年6月、すべてのCO2排出量(スコープ1+2+3)を対象とした2050年のネットゼロ目標設定に向け、2年以内の申請についてSBTiにコミットメントレターを提出しました。
基本目標Ⅰ 環境・エネルギー (エネルギー課題の解決に関する2030年度目標)
- お客さまの現場におけるCO2削減効果目標:340万トンCO2/年
- 事業活動に伴う温室効果ガス(GHG)排出量(スコープ1+2)55%削減(2017年基準)
- サプライチェーン全体のGHG排出量(スコープ3)20%削減(2017年基準)
*掲載されている情報は、発表日現在のものです。
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