タイの生産子会社の新工場棟が竣工 - 海外事業拡大に向け、グローバル生産体制を強化 -
2024年4月12日
アズビル株式会社
アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、拡大する需要にお応えし、海外事業のさらなる伸長を図るため、グローバル生産体制の強化を目的に、タイのチョンブリー県にある生産子会社 アズビルプロダクションタイランド株式会社(社長:矢野貴史)に工場棟を新設いたしました。4月4日には現地で竣工式が行われ、新工場棟の完成を祝うとともに今後の繁栄を祈願しました。
新工場棟 外観
竣工式の様子
アズビルプロダクションタイランドは、2013年の創業以来、10年にわたってものづくり技術の向上に取り組み、生産品目を拡大させてきました。現在の生産品目は、工業向け温度調節計、各種センサから空調用コントローラまで多岐にわたっており、東南アジア諸国、東アジア各国に向けた製品の生産、直接の出荷拠点として重要な役割を担っています。新工場棟には、電磁流量計を中心とした大型加工、組立、塗装、検査、出荷を効率的に配置した新しい生産ラインを設置する計画です。2024年4月より順次工程の立上げを行い、自動化設備の導入を進めてまいります。
このたびの新工場棟の完成によって、当社グループの海外事業拡大に合わせて見込まれる需要の拡大に対応することが可能になります。また、工業市場向けの電磁流量計、差圧発信器といった高度な生産技術を要する多様な製品を求める海外のお客さまのニーズにお応えするため、さらなる生産能力の強化、生産品目の拡大を目指します。
azbilグループは、1994年に最初の海外生産拠点としてアズビル機器(大連)を、2013年にはアズビルプロダクションタイランドを設立し海外における生産能力の拡大を図ってきました。また、高度な生産技術の開発や自動化を進めるため、2019年には湘南工場と研究開発拠点の藤沢テクノセンターを連携させたマザー工場を本格稼働させ、日本・中国・タイを3極としたグローバルな生産体制を強化してきました。今後も海外事業の拡大に向け、海外生産の規模の拡大、能力の増強を図ってまいります。
アズビルプロダクションタイランド株式会社 新工場棟
建築面積 | 6,069m² 3階建て |
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延床面積 | 15,064m² |
投資金額 | 391,000,000タイバーツ(約15億円) |
使用開始 | 2024年4月 |
当社はこれからも「人を中心としたオートメーション」の理念の下、お客さまのニーズに対応した製品・サービスの開発、提供を通じて、よりよい社会の実現に貢献してまいります。
*掲載されている情報は、発表日現在のものです。
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