アズビル、タイの生産子会社に再生可能エネルギー設備を導入、事業活動に伴う温室効果ガスを削減

2024年6月26日
アズビル株式会社
芙蓉総合リース株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 取締役 代表執行役社長:山本清博、以下「アズビル」)の現地生産子会社であるAzbil Production(Thailand)Co., Ltd.(本社:タイ国チョンブリー県 代表取締役社長:矢野貴史、以下「アズビルプロダクションタイランド」)は、芙蓉総合リース株式会社(本社:千代田区麹町5-1-1 代表取締役社長:織田寛明、以下「芙蓉リース」)が出資する合弁会社*1と、太陽光発電による電力購入契約(以下PPA*2サービス)を締結しましたのでお知らせします。

*1芙蓉リースとSharp Solar Solution Asia Co., Ltd.(本社:タイ国バンコク県 代表取締役社長:黒澤正美、以下「SSSA」)が2021年7月に設立した合弁会社「S-Solar Generation Thailand Co., Ltd.」(本社:タイ国バンコク県 代表取締役社長:稲田英之、以下「SSGT」)


今回締結したPPAサービスは、SSGTがアズビルプロダクションタイランドの工場屋根に約624kWの太陽光発電設備を設置、太陽光により発電したグリーン電力をアズビルプロダクションタイランドが製造工程で活用し、電力使用量に応じた料金をSSGTに支払うというものです。 これにより、該当する工場棟で使用される電力の10%が再生可能エネルギーで賄われることになります。


(サービスイメージ)

図1

azbilグループでは、オートメーション事業を通じてお客さまや社会におけるエネルギー課題の解決に貢献するとともに、「2050年 温室効果ガス排出削減長期ビジョン」に基づき、脱炭素化に向けた方針・計画を策定し取り組んでいます。 中期経営計画(2021~2024年度)における重点施策としても「自らの事業活動に伴う温室効果ガス削減」を掲げており、これまでにもマザー工場となる国内湘南工場、秦野配送センターでの使用電力について100%再生可能エネルギーでの調達を行う他、その他の研究施設も含めたグループ内の工場等に太陽光発電設備を導入するなどの取組みを行ってきました。 今回のPPAサービスも、温室効果ガス削減に寄与し、カーボンニュートラルの実現に貢献する取組みとして締結しました。今後は、2024年4月に竣工した第3工場による稼働拡大に合わせ、太陽光発電設備の設置台数も増やしていく計画です。

芙蓉リースグループは、2022年度からスタートした中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」において、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の実践を通じた社会課題の解決と経済価値の同時実現により、企業グループとしての持続的な成長を目指しています。 また、経営資源を集中投下する成長ドライバーの一つとして「エネルギー環境」を位置付け、国内のみならず海外においても再生可能エネルギー事業へ積極的に参画しており、再エネ化・省エネ化に取り組むお客さまへの様々なソリューションの提供とファイナンス面でのサポートを進めています。

azbilグループならびに芙蓉リースグループは、これからも再生可能エネルギーの活用をはじめとする脱炭素社会の実現に資する様々な取組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


太陽光発電設備 概要

設置場所 700/1013 Moo9, T. mabpong, A. Phanthong, Chonburi, 20160
出力規模(モジュール容量) 624kW-dc*3
CO2削減量(1年目) 312t-CO2

*2 PPA:Power Purchase Agreement (電力購入契約)の略。PPA事業者が電力需要家の敷地に太陽光発電設備を設置し、運用・保守を行う。発電した電力は電力需要家が購入する。

*3 dc (direct current):直流電流を指す。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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TEL:03-6810-1006

芙蓉総合リース株式会社 コーポレートコミュニケーション室
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