アズビル、「アジア太平洋地域気候変動リーダー企業」に選定

2024年8月9日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、英フィナンシャル・タイムズと独調査会社スタティスタが共同で実施した「アジア太平洋地域気候変動リーダー企業2024(Asia-Pacific Climate Leaders 2024)」調査において、350社のうちの1社に選出されました。本調査は、アジア太平洋地域に本社を置く企業を対象に、2017年から2022年にかけての売上高に対する温室効果ガス(GHG)排出量(スコープ1およびスコープ2*1)の削減度合いに加え、スコープ3の開示内容、CDP*2スコア結果やSBTi*3への参画状況などから総合的に評価されています。

azbilグループは、地球環境とエネルギー課題解決への貢献を重要な経営課題の一つと捉え、自社におけるGHG排出量削減とお客さまの現場におけるCO2削減の両方に取り組んでいます。自社における温室効果ガス排出量削減については、2050年に温室効果ガス排出を実質ゼロとする「2050年温室効果ガス排出削減長期ビジョン」に基づき、脱炭素化に向けた方針・計画を策定し、公開しています。加えて、すべてのCO2排出量(スコープ1+2+3)を対象とした2050年のネットゼロ目標を策定し、2023年12月にSBTiに申請しました。

また、事業上の機会・リスクに関する定量開示を含め、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に沿ったガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標に関する開示を行っています。CDPにおいても、2023年度「気候変動」の分野では3年連続のAリストに選定され、「水セキュリティ」分野でもA-(マイナス)の評価を獲得しました。 今回の選定は、アズビルのこうした多方面におけるGHG排出量削減の取組みや実績が評価されたものと考えています。

azbilグループは「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献と持続的な成長を目指し、これからも取組みを進めてまいります。


参考情報

azbilグループは、GHG排出量の削減等ESGに関して積極的に取り組んでいます。その結果、以下のようなESGインデックスの構成銘柄に組み入れられるなどの各種評価をいただいています。

  • 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)選定インデックス
  •  FTSE Blossom Japan Index、FTSE Blossom Japan Sector Relative Index、
     MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数、MSCI日本株女性活躍指数(WIN)、
     S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数
     Morningstar Japan ex-REIT Gender Diversity Tilt Index
  • FTSE 4Good Japan Index、MSCI Japan指数、JPX日経インデックス400
  •  CDP Climate Change Aリスト評価、CDP Water Security A-評価、
     CDPサプライヤー・エンゲージメント・リーダー選定
  • 第5回ESGファイナンス・アワード・ジャパン「環境サステナブル企業」選定

  • 関連ページ

    Asia-Pacific Climate Leaders 2024: interactive listing(英文サイト)
    https://www.ft.com/climate-leaders-asia-pacific-2024

    azbilグループの環境への取組み
    https://www.azbil.com/jp/csr/basic/environment/index.html

    azbilレポート 2023
    https://www.azbil.com/jp/ir/library/annual/index.html

    *1スコープ
    スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
    スコープ2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
    スコープ3:事業者の活動に関連する他社の排出(スコープ1、スコープ2以外の間接排出)

    *2 CDP
    企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示システムを運営する国際環境非営利団体。2000年に設立され、現在では136兆米ドル以上の資産を保有する740を超える署名金融機関と協働し、資本市場と企業の調達活動を介して、企業に環境情報開示、温室効果ガス排出削減、水資源保護、森林保護を働きかけている。

    *3 SBTi (Science Based Targets Initiative)
    CDP、国連グローバルコンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同で設立した、企業のCO2排出量削減目標が科学的な根拠と整合したものであることを認定する国際的なイニシアチブ。

    *掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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