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病棟の陰圧化・換気の拡大。新たな感染症に柔軟に対応する室圧制御システム

豊橋市民病院様が増築された感染症病棟に当社の感染症対応空調システムをご採用いただきました。

豊橋市民病院様は、救命救急センターや総合周産期母子医療センターを備え、地域がん診療連携拠点病院としての役割も担う地域医療を支える東三河の中核病院です。
東三河で唯一の感染症病床を有する第二種感染症指定医療機関として、新たな感染症の発生に備えるため感染症病棟を建設されました。 感染症病棟は、一般の病棟から分離し、病室10室のほか、診察室やエックス線撮影室を備え一般の患者が利用する機器を使用せずに検査を行うことができる体制が整えられています。
病室はすべて完全個室となっており個別制御可能な陰圧装置を導入することで、異なる感染症の患者を同時に受け入れることができるようになり、より安全・安心な療養環境を整備されました。

 

施設名:豊橋市民病院 感染症病棟
規 模:延床面積908m²、陰圧病床10床(完全個室)
工 期:2022年11月~2024年2月
開 設:2024年4月

豊橋市民病院
https://www.municipal-hospital.toyohashi.aichi.jp/

感染症病棟

新感染症病棟にアズビルの感染症対応空調システムが採⽤され、ウイルスで汚染された可能性のある空気が外に漏れない気流環境を実現しています。

特徴1
【感染症対応空調システムで必要な時だけ陰圧化・換気拡大して無駄な空調エネルギーを抑制】

普段は病室を等圧とし、換気量を必要最小限に絞り空調エネルギーを節約する一方、感染症拡大時には病棟全体を陰圧に切り替えると共に換気量を拡大し、安全な気流環境を提供します。

風量制御バルブ Infilex™VN

安全な気流環境を提供

特徴2
【スタッフステーション、各病室の室圧モニタにより室圧を見える化】

各病室の扉付近に設置された室圧モニタで、医療スタッフが簡単に陰圧状態を確認できます。
面倒だったスモーク気流確認作業も不要に。
また、スタッフステーションでは全病室の室圧切替え・室圧状態・室圧異常を確認することができます。

室圧モニタ

特徴3
【簡単に陰圧に切り替えられる】

スタッフステーションからワンタッチ操作で切り替えるだけの簡単操作です。

特徴4
【医療スタッフを空気感染から守る】

清浄エリア(スタッフステーション)から汚染エリア(病室)に向かう一方向気流を実現し、汚染空気が病室の外に漏れないように室圧と換気量を厳密にコントロールすることで院内感染リスクを低減します。

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パンデミック対応空調システム カタログ

* 掲載中の資料に記載している製品と、お客さまがご使用中の製品のバージョンが異なる場合がありますので、ご注意ください。
* 2012年3月以前の情報は、旧名称が使われている場合があります。ご了承ください。

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