日常管理をクラウドで可視化する

クラウドによる可視化で、日常のエネルギー管理標準を遵守する。

アズビルのビル向けクラウドサービスBMの点検作業管理機能に、点検回数や点検項目・基準値を設定することで、エネルギー管理標準で定めた内容を遵守できます。

ビル向けクラウドサービスBM 点検項目画面

また、現地にて、クラウドサービスBMに点検結果を入力することで、事前に登録した判定基準を確認しながら点検できます。
入力した数値が判定基準の管理範囲内の場合は「正常」、管理範囲からは外れるが許容範囲内の場合は
「注意」、許容範囲外の場合は「異常」自動入力されるため、その場で異常に気付き、対処が可能です。

ビル向けクラウドサービスBM 点検結果入力画面

さらに、過去の結果をグラフにて確認することができ、異常が突発的なものか、徐々にあらわれたかなどを判断することもできます。

ビル向けクラウドサービスBM 点検結果グラフ表示画面

アズビルのビル向けクラウドサービスEMのカスタムグラフ機能では、中央監視装置にて管理している自動計測値をグラフ化します。
管理標準に基づいた基準線と合わせて表示することで、基準値内に収まっているかどうかが可視化できます。
正常なのか異常なのかを正しく判断でき、見落としを防げます。

ビル向けクラウドサービスEM カスタムグラフ画面(配電電圧管理)

管理項目に該当するグラフに基準線を表示できます

また、クラウド化によって中央監視室にいなくてもグラフを確認することができます。
設備の詳細な運転状況だけでなく、需要電力の推移と目標値比較、負荷側の熱量の推移と目標とする基準値との比較、居室側の室内温湿度環境など、設備管理者だけでなく、オーナーが管理したい内容についても、いつでも見ることができます。
万が一見落としの際にも、過去データはクラウド上に保存されているので、すぐに表示でき、対処できます。

ビル向けクラウドサービスEM ベーシックグラフ画面(需要電力管理)

ビル向けクラウドサービスEM カスタムグラフ画面(需要熱量管理)

ビル向けクラウドサービスEM カスタムグラフ画面(室内環境管理)

オーナー側でも、クラウドにアクセスすれば見たいグラフもすぐに見られます。
基準線に対して余裕があるのか否かが一目瞭然で分かります。



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第3回は「エネルギー管理は組織で取組む」について紹介する予定です。


◆【ENEFORT™】アズビルが解き明かす「エネルギー管理」シリーズ◆
第1回 エネルギー管理の必要性
第2回 エネルギー管理で行うべきこと。エネルギー管理標準を定める
第3回 エネルギー管理は組織で取組む
第4回 エネルギーの消費状況を把握する
第5回 エネルギー消費の管理目標を設定する
第6回 省エネ法に基づいて報告する
第7回 省エネに向けて現状のムダな運用を見つける
第8回 省エネ対策を計画し実施する
第9回 結果を評価し、さらなる改善へ

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おすすめリンク集

経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト