アズビルが取り組むZEBについて

ZEB(net Zero Energy Building)とは

ZEB(ゼブ)とは、快適な室内環境を保ちながら、高断熱化・日射遮蔽、自然エネルギー利用、高効率設備により、できる限りの省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、年間で消費する建築物のエネルギー量が大幅に削減されている建築物のことです。

日本の「エネルギー基本計画(2014年4月閣議決定)」において、 ZEBの実現普及目標が設定されているように、国では、昨今のエネルギーの現状を踏まえて、ZEB建築物の普及促進をしています。
ZEBを実現・普及させることにより、業務部門におけるエネルギー需給構造を抜本的に改善することが期待されます。


アズビルのZEBの取組み実績

制御機器メーカーとして長年にわたり培ってきた制御技術・ノウハウを活用したご提案で、既設建築物のZEB化を実現してまいりました。
既設建築物のZEBのプランニング、ZEBに寄与する製品のご提供にとどまらず、設備機器の効率的稼働のためのチューニングや、安定稼働を実現するメンテナンスを含めたご提案で、長期にわたりお客さま建物内の省エネルギーに貢献いたします。

建物用途 エリア 新築/既設 1次エネルギー
削減率
ZEBランク
病院 関西地方 既設建築物    52% ZEB Ready
宿泊施設 甲信越地方 既設建築物    51% ZEB Ready

今後のZEBへの取組みについて(自社行動計画)

弊社は、「計測と制御」の技術をもとに、「人を中心としたオートメーション」で、人々の「安心、快適、達成感」のある仕事や生活を実現するとともに、地球環境に貢献します。その一環として既設建築物における省エネ・省CO2等の tems(Total Energy Management Service)をご提供しています。 この分野での20年以上の経験、それに基づくノウハウを活かし、既設建築物でのZEB化を可能とすることで、お客さまの課題解決や国としてのZEB実現に関する取組みに以下のアプローチで貢献してまいります。
 ・既設建築物の設備更新計画時に、ご要望によりZEB化のご紹介
 ・ZEB実現に向けて可能性の検討
 ・ZEB化にご興味がありZEB実現性が見込まれる場合、設備改修のご提案
 ・ZEB化とあわせてESCO計画のご紹介
「第6次エネルギー基本計画」(2021年10月閣議決定)では「2030年度以降に新築される建築物についてZEB基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」という新たな目標が掲げられました。それを受け、tems提案において「2025年度の受注目標として、自社が受注(設計業務)した建築物のうちZEBが占める割合を50%以上とする」ことを目指します。

アズビルのZEBに関するお問い合わせ

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建物状況をお伺いし、ZEB化の検討についてご案内させていただきます。
(建物状況によってはご希望に添えない場合もございます。ご了承ください。)