放射は、人体の温熱感覚を左右する要素の1つです。
放射温度を空調機の設定値に反映することにより、室内居住者の快適性を向上させます。
特長
- 窓や壁面などの放射温度を遠隔、非接触で計測します。
- 放射の影響が大きい空間の温熱環境の計測に最適です。
- 設備プレートや吸音ボードなど、各種天井に取り付けられます。
- 検出素子にサーモパイルを用いています。
- 高い応答性と再現性があります。
- 天井内リターンチャンバ空調方式の場合は、温度センサ内蔵タイプが利用できます。
- 室内側から取付・計測視野域の変更・保守が行えます。
- 弊社空調用コントローラ、中央監視装置と接続することにより、放射の影響を加味したより快適な制御を実現します。
計測原理
一般に物体から放射される光エネルギー(赤外線)は、その物体の温度によって決定されます。
したがって、赤外線のエネルギーを計測すれば、物体からの放射温度を知ることができます。
放射温度センサでは、検出素子であるサーモパイルが赤外線のエネルギーを熱起電力に変換し、内部の信号処理回路部を経て、計測信号として出力されます。
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